喜連川散策ガイド
喜連川散策ガイド


東北道を1時間30分
矢板インター近辺
東北自動車道の東京側の起点である川口ジャンクションから120km、利根川を渡り日光男体山を左に眺めながらが北上すること1時間30分で矢板インターチェンジに着く。
喜連川に東京から車でアクセスする場合、矢板インターの一つ手前の宇都宮インターで高速を降りて氏家町を抜ける国道293号線を使う方法もあるが、道順も簡単でインターから喜連川までの距離が半分の矢板インターチェンジを利用する方が楽な方法であろう。
矢板インターから一般道へは、高速と平走している県道と国道4号への2通りの接続が存在する。喜連川へ向かう場合は料金所を抜けた直後にある県道出口との分岐を直進し、東北本線を跨いで国道4号氏家・宇都宮方面へ向かうことになる。この料金所から国道までは約700mあって国道との接続部分が見えない事と、料金所直後の左方向へ降りる道が一般的な“高速道路の出口”という雰囲気なので一瞬悩むが、ここでは『国道4号』と『氏家・宇都宮方面』目指して直進する。
国道4号に合流してすぐに東北新幹線の高架をくぐることになる。その後、コンビニエンスストアの『スパー』の前を通過して2つめの信号の片岡交差点を左折すれば、あとは道なりに進むと喜連川の町に到着することが出来る。

喜連川役場前
喜連川に電車でアクセスする場合の最寄駅は氏家駅になる。普通電車では上野から約2時間、新幹線を使って乗り継ぎが良ければ1時間30分前後で氏家駅に着く事ができる。そして氏家から喜連川までは東野バスを利用して、約20分で喜連川の町に到着する。ただしこれは乗り継ぎが上手くいった話で、場合によってはバス待ちの時間が多くかかりそうである。氏家駅から喜連川方面行きのバスは、日中だと約1時間に1本程度の割合で運行されているが、喜連川スカイタワー前の喜連川温泉行きのバスは本数が少なく、それ以外だと、喜連川の本町交差点を曲がって終点の馬頭へ向かってしまうので注意が必要である。もし、電車とバスで散策を計画しているなら散策レポートにある電車とバスで喜連川編を参考にしていただくか、喜連川町商工会東野バスに問い合わせてから出かける方が良いと思われる。
もっとも、時間に余裕をもって早めに出かけ、バスの待ち時間も含めて丸1日天野原散策を楽しむとか、温泉につかってゆったりと一泊するのもありであるが…


小さな城下町
駐車場案内
喜連川は、荒川と内川に挟まれた旧陸羽街道沿いの半径1km程度の範囲に広がっている小さな城下町である。
街道沿いにはどこか懐かしい感じがする古い街並みが続き、一歩路地裏へ入ると喜連川公方10代煕氏公が開削した御用堀や6代城主茂氏公が奨励した寒竹囲いの家などが残されている。
喜連川は、東京から比較的近い温泉が湧き出る街であるが、熱海や伊東、鬼怒川といった温泉街とは異なり、いわゆる歓楽街やお土産物屋、温泉宿が密集した地域は存在しない。これは温泉が湧き出たのがつい最近の昭和56年ということにも関係しているのだろが、個人的には静かな露天風呂で星を眺めながら温泉だけを楽しむことが出来る今の状態が続いて欲しいと願うものである。

このように喜連川は、歴史ある温泉の湧き出る小さな城下町である。街を貫くメインストリートである旧陸羽街道や、静かなたたずまいをみせる路地は最低限の道幅しかない。だから、車で訪れ散策する場合、ちょっと路上駐車… などということをやると非常に迷惑となるので注意が必要である。
ただし幸いなことに喜連川は、駐車場は良く整備されている。また街自体が小さいので、車で訪れた場合は駐車場に車を置いて徒歩で散策することをお勧めする。
主な駐車場は地図に示したが、駐車場の大きさや目的を考えると町役場前の駐車場かお丸山公園山頂の駐車場を利用するのが良いだろう。なお本町交差点の駐車場は商店街利用者の為のものなので、スーパージュンで買い物をして竹末食堂で食事をするといった感じで利用すると良いだろう。

天野原観光スポット
○○スポットと書いて天野原心霊スポットを思い出すならミト好きとして立派でしょう。こんなページを作るだけあって、私も散策中に心霊スポットのことは思い出せたのですが、残念ながら霊感というものが全く無いらしく発見できませんでした。しかし、ミトの世界を感じることができる天野原町観光スポットは下の地図にあるようにあちこちに存在しており、簡単に楽しむことが出来たのでここで簡単に紹介しましょう。

喜連川散策ガイド

本町交差点
ミト1のエンディングに登場したおなべやのある交差点です。
本町交差点は旧陸羽街道と内川に掛かる旭橋からの道が交差するT字路で、ミト1のエンディングは旭橋方向から見た構図になります。
なお、エンディングで登場した、丘目、東天野原、氏里という地名が描かれていた道路案内は本町交差点にはなく、旭橋近くに元となったと思われる小川、氏家、天野原市街と書かれた道路案内の標識があります。
ミト2のエンディングでは、旧陸羽街道の町役場側から斜めにおなべやと竹末食堂方向を見た構図で描かれていました。
竹末食堂は、店構えもメニューも“日本の大衆食堂”そのもののイメージで、ラーメンや各種定食など定番メニューそろっています。店の中には街の中心の通りにトロッコが走っていた時代の写真やミト1エンディング最後に描かれている観光提灯(?)がたくさん飾られています。

落書きのある板塀
本町交差点から役場方向の北側へ数軒行ったところにある路地に入ると、その正面がこの板塀になります。
ミト1エンディングでは、『消火…』と書かれた赤い看板と、むつき、かふこ、あおいと書かれた相合傘などの落書きが描かれていました。
実際にこの板塀には落書きは無かったのですが、この板塀から南方向に数十メートル行った先にある板塀には、同じような相合傘の落書きがありました。
ただ書かれていた落書きにある名前は、ミトとは関係のないものでしたし、私が発見したのがミト1放送中の2月の事なので、ミトファンが書いたというものでは無さそうです
この板塀を左側に入ると、喜連川公方10代煕氏公が防災の為に開削したといわれる御用堀のある通りになります。この御用堀側から見たこの板塀の家は、ミト2第8話で描かれていた格芸院家の元となったようです。

スーパージュン
「ブルーチーズにクサヤの干物、納豆に…」
正月君がミト1第6話で買い物に立ち寄ったお店が『スーパージュン』です。
本町交差点をと内川に掛かる旭橋方向へ数軒行ったところにあります。
駐車場も完備したスーパーマーケットで生鮮食料品を中心とした品揃え豊富なお店でしたが、クサヤの干物とブルーチーズは発見できませんでした。
正月の雰囲気で買い物を楽しみたいなら、蓑に笠の二宮金次郎スタイルも忘れずに!

天野原学園
お丸山公園にあるスカイタワーに上ると、葵達が通う天野原学園高等部そっくりな建物を見つけることが出来るでしょう
塔に時計がなかったり、色がちがったりと細部は違いますが、遠めに見た時計塔や学校風の建物の雰囲気などそっくりだと思います
実際にはこの建物は、かんぽの宿 栃木喜連川温泉で日帰り温泉入浴が楽しめます。

消防車大手門
喜連川町役場 「あの娘を泣かす! 徹底的に泣かしちゃる!」
この消防車と大手門はミト1第6話で、正月の宇宙船を発見し攻撃しようとするミト達を阻止するためにオートで移動する改造君のシーンで登場しています。ディーゼル機関車と融合した改造君はぴょんぴょん跳びながら移動し、消防車とその隣の小屋を踏み潰して山を越えていきます。この時のシーンで大手門も描かれていました。
この大手門と消防車は喜連川町役場前にあります。実際の位置関係も同じで、放送されたシーンで改造君が飛び跳ねた場所に消防車と小屋があります。
大手門が描かれていたシーンは、街のメインストリートである旧陸羽街道と町役場方向に入る道との交差点付近から大手門方向を眺めたもので、大手門の手前右側に天野原銀行が描かれていましたが、実際には同じ場所に足利銀行喜連川支店があります。
改造君が飛び越えていった山は城跡があるお丸山で、町役場前にあるお丸山公園入り口から登ることが出来ます。
この写真は、喜連川神社から大手門と喜連川役場を眺めたものです。左側手前の青いトタン屋根が改造君に潰されてしまった小屋です。この小屋は石造りの立派なもので『喜連川町消防団第三分団』という看板が掲げられています。写真中央が喜連川町役場で左手奥にお丸山公園入り口があります。


ミト1のエンディングとミト1第10話で橋が登場しているのはご存知ですよね?
エンディングではミトが黄色い傘をもって橋を渡っているシーン、第10話では大納言の空間絶断スクリーンで橋が破壊されるシーンです。
喜連川の街は荒川と内川という2本の川が合流する場所に位置しており、街の中心部近くに5本の橋があります。このエンディングでミトが渡っていた橋が内川に掛かる旭橋と新旭橋で、第10話で登場しているのは荒川に掛かる連城橋と新連城橋と思われます。エンディングでミトが渡っていた橋は旭橋で奥に描かれて方が新旭橋になります。第10話の空間絶断スクリーンで破壊されたのが新連城橋でその上流側にある連城橋を氏家方面に渡ると桜並木があります。
天野原町は、イメージ的に内川と荒川の合流点から先が海になるのでしょう。



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