天野原のどうでもいい話 その1
天野原ゆかりの地



天野原町を舞台とする...
 『宇宙海賊ミトの大冒険』・『宇宙海賊ミトの大冒険 2人の女王様』ってどんな作品?
 SF? ラブコメディ? ドタバタ大活劇? もちろん定まった答えは無いのかも知れませんが、私のこの問いに対する答えはズバリ『ご町内スペースオペラ!!』だと思っています。
 監督かきむらひでふみさんがこの答えと同じようなコメントを雑誌か何かに書いてあったような気がしますので、意識されて作られたものなのかもしれませんが、この『ご町内』という点がミトのおもしろさの重要なファクターのひとつだと思います。
 再会した母親がお尋ね者の宇宙海賊!?、銀河パトロールとの大活劇、葵くんと睦っちゃんとの青春(?)ラブコメディ、さらには初代女王との宇宙戦争などなど、いろいろなエピソードが繰り広げられる舞台が、どこか懐かしい雰囲気が漂う天野原町なのです。


とってもリアルな天野原町
 海を見下ろす城跡、天野原神社、漁港に海沿いを走るローカル線、春は桜の花びら舞う公園でのお花見、夏は蛍祭り...
 ミトの作品中やエンディングに登場する天野原町はとってもリアルに描かれています。
 それもそのはず、このミトの大冒険の舞台となる天野原町にはモデルとなった実在する町があったのです。

城跡より

城跡からの眺め
【栃木県塩谷郡喜連川町 スカイタワーからの眺めに海のCGを合成】

下田・喜連川・和倉・輪島・小田原
 天野原町の元になったといわれている町に、静岡県下田市、栃木県喜連川町、石川県七尾市(和倉温泉)、石川県輪島市、神奈川県小田原市があります。
 もちろんこれらは私が勝手に想像したものという訳ではなく、渡部監督の「猫南蛮亭」にあるBBSや天之原新報暫定縮小版( 猫南蛮亭のミトの大冒険ページより)、アニメ雑誌のコラムなどからの情報によるものです。
 ここではそれら『リアル天野原町』関連の情報ソースと内容について軽くまとめてみました。

【天之原新報 暫定縮刷版 2/11】
『天之原町は実在する?』と題して、天野原町の設定の為に実在する町を取材したとの記事が以下のように書かれております。
ロケーション先は栃木県の某市郊外の閑静な町
監督は単独でもう一度ロケハンを行っていたのだ。ロケハン先は石川県能登半島にある和倉と輪島市である。
方角的なつくりは明らかに伊豆の下田市をモデルにしていると監督は明言している。
6話あたりでその町に実在するスーパーマーケットが登場する。実名でである。その名も「スーパージュン」。
なお、同ファイルにはミト1エンディングで使用された本町交差点、道案内の標識と板塀の写真が掲載されています。

【天之原新報 暫定縮刷版 2/21】
『天野原町ロケ先特定!!』と題して、栃木県喜連川町が天野原町のロケ先であったことが書かれております。

【猫南蛮亭BBS『四界を統べる伝言板』1999/09/23】
ミト2EDのロケ地に関する質問に猫南蛮亭マスター様(渡部監督)が以下のように答えています。
ミト2のエンディングに出てくる商店街は、(中略)場所は栃木県塩谷郡喜連川町です。
犬型宇宙人がいる民家は小田原市。郵便ポストは下田市駅前をロケしております
このメッセージには、解説のある商店街の写真(喜連川町の交差点)が掲載されています。

【猫南蛮亭BBS『四界を統べる伝言板』1999/09/24】
この天野原町観光案内に対するコメントで猫南蛮亭マスター様(渡部監督)が以下のように書かれています。
特に天野原高校のあたりとか(保養所)しゃちほこ、落書きの板塀などは絶対にわからないと思っていたのですが。

【Animage1999年9月号 ANIMATION WOLDのミト2番組紹介内のコラム】
トライアングルスタッフの新井こずえさん(ミト1、ミト2の設定製作)が以下のように『ミト2』の為にロケを行ったことを書かれています。
「1」は北へ。「2」は南へ。電車で片道2時間半。
なお、具体的な地名までは書かれていませんでした。


喜連川町が天野原町の元となった訳
 喜連川町が天野原町の中心的な設定原案になったことは揺ぎ無い事実なのですが、ここで私の中に大きな疑問がありました。それは“どうやって喜連川町が選ばれたか?”です。  設定に使われたのだからミトの物語にぴったり合っているのは当然かもしれませんが、他の原案となった町、つまり小田原や下田のように都会化している町が中心的な設定原案になっていたら、ミトの大冒険は、ここまで素敵な物語にならなかったのでは? と思う気持ちがあり、“どうして喜連川?”というとても大きな疑問の答を知りたいと思っていました。

 しかしメールで監督にこんな些細な事を質問する気にもなれず、私なりにいろいろ考えたてみたのですが... “渡部監督の恐るべき知的探求パワーのなせる技?”、“トライアングルスタッフに温泉マニアな人がいる”、“単なる偶然?”、“昔、督が放浪した地のひとつ”など、どうもこうもない答えを考えてつつ楽しんでいたのですが、ついにその答を得ることが出来たのです。

 それは、ミト2第3巻のVIDEO/LD/DVDを購入した時のことでした。付属の解説シートの「メインスタッフインタビューコーナーの巻」に設定製作の新井こず恵さんが登場されていたのです。これによって私はついに大きな疑問(?)の答を得ることが出来たのです。

 詳しくは、新井こず恵さんの大冒険人生(?)も書かれているので、ぜひミト2第3巻を買って読んでいただきたいのですが、ひとことで言うと喜連川は新井こず恵さんの出身地なんだそうです。<ひとことって全部じゃん f(^^;; >
 こうして新井こず恵さんによって参考資料に添えられた出身地の写真が監督の目にとまり、天野原に生かされることになったそうです。



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